たかひら正明のブログ

行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!

”身近に迫る危機” 猫捕りが、捕獲器を仕掛けて三味線にする?

闇捕獲器が大阪府下各地で設置されているとの注意が、ネット上に回っています。



私も、この捕獲器の実物を見てきました。


この場所だけでなく、色々と各地の話を訊いてみると、
・木の目印は、仕掛けと引き取りの人が異なる。
・引き取りは学生バイトのようだった。
・猫は1匹ナンボで買い取られているので、毎日猫捕り作業が行われており、プロの仕事である。
・猫は三味線やモフモフキーホルダーにでもなっているのではないか?


三味線に猫皮・犬皮を使う理由|動物愛護の問題・仕入れ方法  粋- 今日よりちょっと粋な明日を -
2018.11.10
https://i-k-i.jp/19744
より
若ければ若いほど皮が薄く繊細な音色が出るため、子猫が好まれていたそうです。
猫には三毛猫やトラ猫、黒猫など様々な種類の猫が存在しますが、この種類も三味線の皮と大きく関係してきます。黒猫の皮は加工がしにくいため格下となり、白猫よりもトラ猫が三味線の皮に適していたそうです。


~中略~


今ではほとんどが輸入に頼っています。猫皮の場合は99%が輸入、犬皮の倍は98%が輸入とほとんどの三味線の皮が輸入です。しかし、それも動物愛護法によって入手困難となってきています。
(抜粋ここまで)


本当に革によって音色が変わるのでしょうか?
変わるとしても、猫を生け捕りにして、革を剥ぐようなことは、動物愛護管理法違反です。


しかし、前述サイトには
「今回は、三味線を作るうえで猫皮・犬皮を使うことが「愛護動物をみだりに殺し」に当てはまるのかという点が重要となってきます。その点では、わに革などの製品が製造・販売されているため犬皮・猫皮を使った三味線は動物愛護法違反ではないでしょう。
しかし、道徳的・動物愛護的な視点から世界的に三味線を作るために猫皮・犬皮を提供することを良しとしない状況となってきています。よって犬皮・猫皮の入手が困難になり、皮の価格が高騰して三味線職人や奏者にとって深刻な問題となっているのです」と、書かれています。


無茶苦茶です。


正規の商売だと言うなら、どこの業者かを公けに示して、捕獲器にも「○○革店 猫捕獲中」と貼っておけばよろしい。


だいたい、猟師が罠を仕掛ける際は、役場から頼まれた有害獣の駆除であったとしても、誰が仕掛けたかを罠のそばの木等にプレートを示さなければならないと、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)で決められていて、罰則もあります。


この定めに従って、捕獲器にも仕掛けた人の名前や連絡先を明記すればいいのに、それができないのは、違法とわかっているからでしょう。


このような捕獲器を見つけた場合、警察に連絡し、生活安全課の警官に来てもらい、撤去したり、張り込んで、事情聴取をさせねばなりません。


虐待だ、商用だと、次から次と動物に降りかかる災難!!
アニマルポリスではありませんが、「どないなっとんねん!」と直撃しますよ!!


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