たかひら正明のブログ

行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!

政治的に嬉しかった話。 選挙に向けて

自己承認欲求は誰もがある。
私が特にその欲求が過大だとの自覚はないが、最近、特に嬉しい出来事があったのでお知らせしたい。


1.藤原龍男・貝塚市長からの為書き


私が泣いて頼んでもらったのではない。


藤原市長が、私の活動を認めてくれて、送ってくれたもの。


他市の市長が、無所属新人の、しかも強烈な独自色を出している市議候補予定者に為書きを送るのは異例だと思うし、多くの市民派議員の選挙手伝いにも行き、為書きも見てきたが、同じ市の市長から送られている例を目にすることもほぼない。


記憶にあるのは、河南町で、佐々木希絵・町議の2期目の選挙で武田勝玄・町長のを見たぐらいか。
佐々木町議は、武田町長と、議会では喧々囂々の姿勢で立ち向かっているので、為書きを見ても「機嫌取りか?」と思った程度であった。


他にも市長選挙では、他市の市長から多くの為書きが届いているのを見てきた。
だが、市議候補で、自分の市ではなく、他市の市長だけから為書きをもらう例は稀有だろう。


先日、貝塚市の議会傍聴に行って、初回答弁は藤原市長が必ず行っているのを目の当たりにした。
役人が書いた答弁書の内容だけでなく、自分の言葉を織り込んでの答弁は、議会への真摯な姿勢を感じる。


その姿勢は市政へも向き、くら天然魚市場や国産天然魚用加工場、日本生命野球部と女子卓球部の拠点を貝塚市へと誘致成功している。


交渉過程の詳細は答弁されなかったが、「何度もくらの社長の自宅を訪れた」と話していた。
市のトップから何度も足を運ばれてこそ、創業社長も口説き落とされたのだろう。


翻って永野耕平・岸和田市長は、このような汗をかいているだろうか?
企業誘致について、大阪府は流出超過、反維新の堺市は流入超過である。
他にも京都には、任天堂を始め大きな会社の本社が東京に逃げずにいてくれている。


私は大企業だけを誘致しても、和泉市コスモポリスのように非正規労働者と外国人研修生だけが増え、決して労働者にとっても、税収が入る市としても諸手を上げて喜べる状態にはならないと考えている。
それでも大企業誘致も必要で、それは市のトップセールスの結果だと言える。


企業も人も逃げ出さんばかりの岸和田市の現状を見ようともせず、政争に明け暮れ、今井(維新)府議のコントロールだけを奴隷のごとく聞いていても、「岸和田の未来はない!」と断言しておく。


また、これまで私の為書きを送ってくれた市民派議員のみならず、
これら為書きを頂いた藤原市長をはじめとする皆さんに対し、今回こそは恥ずかしくない結果を出したい。



2.自公勢力からの評価
最近各所で自民・公明などの議員が私を評価し、「必ず当選して欲しい」との言葉を発してくれているとの情報が届けられる。


直接私へのものであれば、リップサービスもあろう。
しかし、私に教えてくれた人と私が話す関係にあると知らない議員からの言葉である場合ばかりで、本音でそう思ってくれているのだと、嬉しく思う。


真正面から向き合ってくれ、先週の各議会の改善に協力してくれている、田中学(自民)貝塚市議からは、直接言葉を頂いた。
「この前、岸和田市の学童保育の相談があったので、『選挙に行ってますか?』と訊いたら、『行ってません』と言うので、選挙に行くよう促し、
『岸和田やったら、たかひらやで!』と言うといたで、次こそは頑張って一緒に仕事しょうや!!」


岸和田市議会にも当然自民党議員はいる。
しかも3名。
それを差し置いて私にエールを送ってくれるとは、感謝を通り越して感激する他ない。


確認しておくが、私は初対面の自民議員に対しては、「自民は、私が廃党させる!」と啖呵を切ってから話に入るようにしている。


そんな正面の敵であるのに、握手の手を差し出すだけでなく、周囲にも「手を出す価値のある者だ」と喧伝してくれるような懐の深さを、私も持てるように見習いたい。



言うまでもないが、野党共闘として、泉州市民連合などに参加し、車上でお話を何度もしている私には、いくつもの野党側からもアプローチがある。
「公認願いを出してくれ」と。


推薦を勝手に政党などがするのは、政治活動の自由なので、「どうぞ、ご自由に」となる。
私の名前を検索して出てくる、2015年の新社会党がそうだ。
戸田久数・門真市議、木村真・豊中市議と並ぶ、大阪の闘う市民派議員の代表である山下慶喜・茨木市議に言われたので、そのように答え、党のHPに名前が載っている。


推薦でも本人に確認を取るのが一般的だろうが、私は「応援する自由を尊重して、安倍ちゃんでも、維新でも私を応援したけりゃすればよろしい」と公言している。


考えが全く違い、敵対する勢力を応援する可能性はかぎりなく低いだろうが、仮にそのような勢力が応援してくるなら、事務所へ行って「勝手連として応援しているのはいいが、形にしてみせよ」と迫りに行く。


公認届の話に戻ると、私は即座に「『地方議会に政党がなぜいるのか?』、『市長を議会から指名するシステムでなく、二元代表制であり、選挙も市内全域の大選挙区制なのに、政党所属の合理的理由を説明しろ』と、私は政党地方議員らに迫ってきて、国会議員も含め、回答できた議員はいない。 そんな国会議員の下働きのための政党所属市議という奴隷に、なぜ私がならねばならんのか?
これまでそのように追求してきた言葉が、私に返ってくるが、どのように返答すれば良いのか?
政党に所属している議員ばかりだからこそ、岸和田市のような不正追及の手も緩む。
そんな自分の議員活動に歯止めがかかるような政党所属など、百害あって一利なしだ!」
と断った。


維新議員にその話をすると、
「○○党公認なら、岸和田にはいないし、絶対当選するのに、何で蹴るの?」
といぶかしがられた。


また、「選挙だけ公認貰って、当選後は抜けたらええやん」と言った議員は何人もいる。


それでも私はそんな有権者を騙すような選挙で勝ちを拾うなら、競争率の緩い場所を探してあちこち選挙区を移るのと同じだと考え、政党公認を断ったことを、もし落選しても後悔しないと、断言しておく。


2011年高石、2015年岸和田、2019年泉大津と、無選挙やそれに近い場所を渡り歩く、供託金没収寸前で、エッツジー並にいじましいスペル=デルフィン・和泉市議の応援を受ける、岩本修氏ではないのだから、バッチをつけるような“就職”が目的ではなく、民主主義をもたらすことが目的なのだ。



今回、貝塚市からの応援を書いた。
これは「当選後に貝塚の味方となって、岸和田市議会でも貝塚贔屓の発言をしてくれ」といったケチな思惑から、藤原市長も学さんもしてくれているわけではないと確認しておく。
無論、私も是々非々の政治姿勢で、意見が異なる時にはガチンコでぶつかって行く所存であるし、それを藤原市長と学さんの間では行い続けているので、私が手抜きをすれば、逆に「真面目に議会に取り組め!」と叱られるであろう。


お二人や、他市で私を評価してくれている議員の期待に応えられるよう、自分を磨き、学び、対峙した時には鋭く切り込んでいけるよう努力します。



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