たかひら正明のブログ

行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!

岸和田市立図書館まつり企画・運営ボランティアに参加。

本日は、岸和田市立図書館まつり企画・運営ボランティアに参加してきました。
私自身は図書館ヘビーユーザーではありますが、どうしてもその蔵書の少なさから岸和田市立図書館に足を運ぶことは少なくなっています(週に1度、岸和田市内のどこかの図書館には行く程度)。
以前は図書館を他市の図書館のレベルに引き上げようと、いろいろと提言したこともありましたが、最近は別の課題が山積して、それもペースダウンしております。


そんな中、図書館とつながれるイベントに参加できるということで、企画会議の段階から参加して、図書館まつりの当日を迎えました。


私の担当は、カフェ。
コーヒーは52杯も売れましたよ。
他にも手作りパンや、屋久島の無農薬有機焼き芋もほぼ完売。


10時前の開館宣言と共に、多数の方が3F自習室で開催の本のリサイクル市へと来てくれ、カフェも午前中は大忙しでした。



本のリサイクル市は、
本を持ち込めば、その冊数だけ持ち帰ることができ、交換本を持ってこなくとも文庫本¥10、単行本¥50で販売。
雑誌に至っては無料なので、料理の本などを持ち帰る方が多く、15時の終了時には当初並べた冊数より減っていた気がします。



売店に来たお客さんと、持ち帰る本の話もボチボチしました。
炭鉱をテーマに数多くのルポを書いている上野英信本を持ち帰る人には、思わず「良い本を見つけましたね!」と声掛けしました。
その人も「そやろ」と自慢げ。
私も本の探索をしていたら、ついつい欲しい本が膨らんでしまうことに…
どれも読むべき本だと選書。
「これすら読んでなかったのか」と言われることを覚悟して、公開します。


これまで社会問題やルポを主に7千冊ほど読んできましたが、選挙の年は冊数が少なくなってしまい、今年は50冊程度しか読めていません…・
この本も積読となってしまうとしても、選書の時間は至福の時ですね。


さて、この岸和田市後の集積である図書館の大きなイベントを誰が見に来るかで、市や議会の関心の高さがわかります。
図書館を管轄する樋口利彦・教育長の他、図書館に関する市民の会に参加している春木秀一・市民環境部長や職員。
議員では、岡林憲二(自民 誠和)、今口千代子(共産)の二人が来たのみ。
二人とも文教民生常任委員会ですが、堂本啓祐(維新)、田中市子(共産)、井舎英生西田武史(次世代政策会議)、桑原佳一松本妙子(公明)は来ず。
少なくとも会派の誰か一人は来なさいよ。


以前、
地元図書館も知らずに、遠方の図書館へ慰安旅行に行く議員たち: たかひら正明と不屈の立憲主義、見つめる岸和田
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/437000320.html
で、当時、文教民生常任委員会歴2年5ヶ月であった京西且哲(現在、次世代政策会議)氏が、佐賀県武雄市の悪名高いツタヤ図書館へ視察を前に和泉府中の図書館バックヤードを初めて見学に行ったとのブログを見て、「今頃になって初めてバックヤードを見るなど、何年文京委員やっとんねん、勉強不足だ!」と斬りました。


京西氏自身は図書館を利用しているようですが、それならばお粗末な物置と化している議会図書館を、他市議員も見に来るぐらい政策立案に使える場所に変える提言もなぜしない!


無脳なコーヘーが、本を読めるかすら疑わしく、それは図書館に展示されていた「市長の本棚」(後日、そのお粗末さを披歴する予定)でもわわかるとしても、市長や議会が図書館や病院に無関心な自治体は、市としての知的レベルの向上も望めないというのは、「自治体あるある」ネタです。


私が岸和田市立図書館を使うのは、他市の図書館で予約殺到している本が本棚に並べられている時でもあります。
つまり、社会問題などに以下に岸和田市民が無関心であるかを、図書館での本の利用状況が示しているのです。
私としてはスピーディーに読めるので、ありがたくはあります。
しかし、民主主義にとってはよろしくない傾向です。
図書館を見れば、その市の知的レベルが透けて見えます。
市民が図書館をもっともっと利用し、図書館のレベルを向上し、コーヘーの妄想であった中核市のレベルに、せめて図書館だけでもなるよう、私も提言を続けます。