たかひら正明のブログ

行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!

『広報きしわだ』を、もっと読まれるものに変えよう! 例えば、AR(動画)化

自治体の広報誌と言えば、新聞よりも情報が古く(締切は発行の1ヶ月半前)、不正に切り込むでもなく、面白くないものと岸和田市民だけでなく、大阪の多くの市民は思っているでしょう。
私は、市民派議員のネットワークで、南河内の河南町ような小さな自治体こそが、市民に読まれる広報誌づくりに熱心であることを知っており、何度も岸和田市広報広聴課や議会に改善を求めてきましたが、大きく変わることはありませんでした。
世間では、全国広報コンクールというものがあり、最高賞は内閣総理大臣賞となっています。
https://www.koho.or.jp/contest/zenkoku/


ここに列挙されている、約500自治体から選ばれた広報誌は、とても『広報きしわだ』と比べられません。
恥ずかしくて。
それら自治体の『議会だより』も、同じく・・・岸和田恥ずかしい・・



埼玉県三芳町は自治体広報誌の全国コンクールで、2015年に写真部門の「日本一」に輝くなど10回の入賞を誇り、担当の町職員、佐久間智之氏の記事が多いので、それを例に取る。
若者に読まれる「日本一」の三芳町広報誌。作ったのはスーパー公務員編集者|BUSINESS INSIDER
室橋祐貴 [Business Insider Japan]
Oct. 04, 2018, 05:05 AM
https://www.businessinsider.jp/post-176601
記事がリニューアルしたのは、2011年。
町長が職員から公募し、健康増進課の職員だった佐久間氏が手を挙げ、町長と1対1での面接で「昔、バンドをやっていた時に、フライヤー(チラシ)を自分で作っていたので、その経験を生かします」とアピールし、「日本一の広報誌を作ります」と宣言して就任します。


とは言え、すぐに結果が出たわけでなく、転機となったのは、約1年を経た2012年2月頃。
情報収集するなかで、過去に内閣総理大臣賞を2度取っている福岡県福智町の広報誌に出会い、役場の上から目線=無機質な「町のお知らせ」でなく、住民が「これなら読みたい」と思うような目玉の特集を含む住民目線での紙面作りへと舵を切り、自ら企画し、取材を始めだしたのです。


私も岸和田市と交渉する時、「なにも『市民を火星に連れて行く』といった荒唐無稽なことは言ってません。 他の自治体でやっている先例があるので、『岸和田市でもこういうふうにすればできるのではないか?』と言ってるんですが、なぜできないのですか?」と話すことが度々あります。


他の自治体の良い例をパクり続けて、寄せ集めるだけで、その自治体は他の自治体よりも住みやすい、良い街となります。
それを予算とにらめっこしながら、工夫を提案するのも議員の仕事です。


よく議員の選挙で「○○をやります!」と言ってる候補がいますが、あんなのは全て嘘だと思ったほうが良いでしょう。
だって、議員には予算を組むことはできませんから。
それは市長の仕事です。
私も「『○○やる』と言えば、当選は近いぞよ」と言われることがよくあります。
そこでも「それ、どうやってやるんですか? 予算は?」と訊き返します。
アドバイスしてくれた市民は「それは知らん。 選挙やから、ええこと言わな通らんでってことや。 皆、言うとるやろ」との返答しかなく、「それでは有権者に嘘を付くことになる」と、全て断ります。


自分の管轄外の仕事を「皆、言うとる」のは、“するする詐欺”でしょ。
それを何で、私が踏襲せにゃならんの?
他の議員みたいに就職でバッチが欲しいのではなく、「民主主義を構築する」と言うとんのに、スタートから嘘をまぶして当選するような真似をするならば、岸和田市に民主主義など永遠に訪れません。



何?
「ゴミ袋実質無償化宣言」しとるやないかだって。
あれは財源がありますよ。
例えば、世帯数換算しているゴミの収集委託を人数などを勘案して計算し直す(独居世帯ばかりが増えているので非効率な計算式となっている)とか、
私がメインターゲットにしている談合による公共事業などを見直せば、今のゴミ袋収益の1億円/年はすぐ浮くでしょ。


また、スーパーの有料レジ袋自体をゴミ袋として出せるようにすれば、実質無料です。
ゼニとコネで腐りきった部分に光を当て、表に出せる形に是正するだけで、どれだけの金が浮き、住民サービスに回せるか。
そして必要な工事などは借金してでも行い、雇用や景気対策を市役所のできる範囲でやればいいのです。



再度言います。
議員は予算のかかるようなことを、市に対してやらせる権限はありません。


正確には少額ならできますが、それは選挙公約にならんでしょ。
だから「○○を建てる」とか、「保育士を増やす」などは全部デマだと思った方が、騙されなくて済みますよ。
それを言っている候補がいたら、「どこから銭引っ張るねん? あんた、市長にでもなったつもりか?」と訊いてみてください。
必ずボロが出ますので。
と、毎度の題名と関係ない話から本題に修正。
佐久間氏は、ついに著作も出してます。
私も読まなければ・・・

パッと伝わる!  公務員のデザイン術

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こういった読まれる広報誌への提言の一環として、私も最近AR(動画)化提案を広報広聴課にしています。
2017年秋の「泉州猫祭り」で知り合った、門真フィルムコミッションにも観光課と広報広聴課に対して、直接来ていただいて、その手法などを説明していただいています。
浪切ホールで、”泉州猫祭、無事に終了しました!
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/462123582.html
これは「CM、映画、ドラマの誘致、国際映画祭の開催」等として、私も2011年選挙で掲げた公約の延長です。
特にすぐ行えるのは広報のAR化です。
担当者には、「今すぐやると、私が『やった、やった』と選挙ネタに使うと思てるでしょ? そらそうなるわな。 管理職の中にはそれを嫌って、とは言え私にバレると気まずいので、バレんように施行時期をずらしたり、やらなかったりしてる人がいるのを知ってます。 5月以降にやれば、私も選挙では使えないんだから、遅くとも夏までにはテストケースとして始めてね」
とお願いしています。
「何や、たかひらめ、『利権はアカン!』と言うときながら、自分が引っ張ってきた門真フィルムコミッションから銭もろとるんとちゃうんかえ?」との疑問、ありがとうございます。
門真フィルムコミッションは、「映像文化発展が目的なので、無料で手伝う」と言ってくれています。
ノウハウを教えてもらい、映像のコンプライアンスを市だけではなく、市民も理解し、「没動画ばかり送られてくる」ことから卒業するような、市民が創る映像でAR化された『広報きしわだ』となれば、そこで門真フィルムコミッションは離れていきますので、利権とは無縁です。
さすがに交通費や、日当程度は出すべきでしょうけど、例えば1万円/回程度払ったとして、そこから私に口入れ料が入ると思いますか?
わしゃ人夫出しか?
市民が投稿する動画となれば、リタイヤ世代で写真好きな方も多くいますし、投稿も期待できますし、自分の撮った映像が使われれば、その周囲も含めて広報を見てくれます。
生涯学習にも効果があるでしょう。
ユーチューバーの若者も投稿してくれれば、その人のフォロアーに対しても影響があるでしょうし、ひいては「岸和田市のような広報に、うちの市でもして」と、波及効果が近隣自治体でも広がります。
その時は、岸和田市広報担当が、ノウハウを教えてあげれば、職員の達成感も向上し、更に仕事に熱意とやりがいを持ってくれるでしょう。
しかも予算はかからない。
他に無料や安価でAR化スタートを手伝ってくれる人がいるなら、そちらに依頼してもよいですし、良いことしかない読まれる広報誌・議会だより作戦へと早く切り替えが進むよう、これからもがんばります。
最終的には、岸和田をロケ地にしてハリウッド映画を呼び込んで、アカデミー撮影賞取ってもらうで!

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