たかひら正明のブログ

行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!

選挙雑感 

私の活動は、今後、4年間、スピードダウンしますが、継続します。


私が懸念するのは、この4年間で取り返しのつかない事になりはしないかということです。
既に人口減少傾向の中、19万5千人を切りました。
年間千人ずつ減少しており、3年後の市長選挙、4年後の市議選挙で、談合と利権を止める政治家が当選して、即座に止まったとしても、予算編成はその翌年となり、4年から5年間は住民サービス低下傾向は続きます。


しかも人口減=税収減ですから、再度住民サービスを向上させ得るかどうか疑問ですし、新たな市長が議員が生まれても、1任期の4年間でそれができなければ、また“変えてくれる幻想”の維新や他の「変える宣伝」の上手い政治家に取って代わられてしまいます。


また、慢性的な人口減によって予算が減れば、住民サービスの向上はできなくなります。
そのターニングポイントが今であったのに(既に遅すぎた館もありますが)、新議会メンバーでは誰も談合と利権市政を止める議員がいません。
談合などに乗っかり、また良心的議員でも談合土建屋などの圧力に見て見ぬふりをすることが続くでしょう。


岸和田市において、この4年間は非常に重要であったと、後に判明するかもしれません。



維新が政治を変えるというのは、当たっていますが、その方向性は市民が考える逆の方向です。
市民にとってより住みにくくなっています。


私は維新ウオッチャーとして、維新議員と対話もしてきましたが、維新が住民サービスを良くしたことはありませんし、
対話の中で私に説明できた議員はいません。
本筋の質問を深く続ければ、必ず、口ごもります。


維新市長が保育の無償化を行った守口市でも、子ども数が増え、待機児童は増え、詰め込むので保育の質は落ち、カネがないので民営化が進んでいます。


これを保護者は知っていますが、一般の市民は「保育無償化」だけを見るので、現状の問題を見過ごすため、当事者である子どもや保護者が少人数でもあり、仕事で忙しく、「保育の質を担保せよ!」などと運動をやれずに分断され、その声は市政に届きません。


財政についても、ハシシタ氏が府知事時代、「黒字になった」と発表しましたが、嘘です。
後に3月末だけの数字操作で、民間企業で言う粉飾決算であることはバレました。
就任後の2008年以後、太田房江知事時代よりも借金額の増加角度は急になっています。
その証拠に、2011年から2019年3月末まで、府が借金をする際、総務省にお尋ねをしなければならなかった起債許可団体でありました。


毎度毎度デマ宣伝選挙の度に続け、イメージ戦略と大量宣伝で、有権者を騙し続けています。


あれだけ多くの議員がいるのに、都構想など政策の説明をしてきたのはハシシタ、松井、吉村の各氏以外に見たことがあるでしょうか?
地方議員などは皆無です。


そのようにデマを喧伝する者は、TVや大舞台のように時間を限った中でだけ行い、熟議をさせず、時間の取れる地方議員はシッカリした説明ができないため、公開討論のような場には出てきません。


また、私が維新議員から情報をもらっているように、維新議員軍団の内部事情はとても市民に見せられたものではない。
議員としての資質どころか、「社会人としてどうよ?」といった惨状です。


選挙時だけしか多くの有権者は見ないので、少し付き合えば分かる部分についてすら知りません。


だいたい、議員バッチをつける就職活動のために、風に乗ることができる維新を選んで公認をもらっている候補者しかほぼいないのですから、そんな人達が集まった組織として、健全であるはずがなく、各議員の良心が、私への「何とかして」との意味での情報提供につながっています。


地縁・血縁・談合などでがんじがらめの岸和田有権者ですので、42%という低投票率で、普段も選挙期間中も関心がなく、特に大きなツケ払いをさせられている社会的弱者に対して、世界で最も「自己責任」を押し付ける社会に慣らされていて、それを逆転させようとの気力すら湧かないのかもしれません。


それでも、この絶望を希望にまでは行かずとも、少なくとも止めるために、闘い続け情報発信し続けるしかありません。


立ち上がろうとしている人が、まだいる限り。



この投稿の一部は、自民議員や市民にシェアいただきました。
走り書きのように、ブログのコメントへの返信をコピペした投稿が大好評で、こっ恥ずかしくなりました。




以下、市民として、兵庫の方で選挙のお手伝いをした女性の投稿から引用します。


【選挙のお手伝いで感じたこと】


政治は政治家がやるものだと、私自身も政治的なことに関心ないときは思っていました。
だから、自分の一票に力があるなんて思わなかった。
それとよく似ていて、選挙活動を許される時間内で精いっぱいやっている選対さんと、選挙活動をうるさいなとしか思っていない方との温度差がすごい。
ここに目を向けていかないと、いつまでたっても投票率はきっと上がらない。


選挙カー含め候補者が一方的に選挙活動を繰り広げているような状態に見えているんじゃないかな。
選挙カーは、選挙期間中は届出をしていれば普段停めれないような場所にも停車できます。
これを知らないと、迷惑としか思えません。


選挙活動を特別なものとするのではなく、身近な形に変えていけないものだろうか。
日頃の活動の延長線上にあるような選挙活動になれば、もっと身近に感じられるのではと。


政治ってみんなのくらしを良くするためのもので、本来なら候補者さんが頭を下げてお願いしてやるものではないと思う。
候補者さんも市民一人一人もフラットであるはずなのに、そうさせてもらえない選挙活動になっているように感じます。
政治は政治家にお願いしてもいつまでたっても良くなりません。
想いに共感し、実現してもらいたい政策に一票を投じることが民主主義の権利を使うこと。
そして、自らが当事者として、日常の生活の中で民主的に動いていくことが大切です。
それは特別なことをしなければいけないわけではなくて、自分さえ良ければでなはなく、思いやりや優しさを大切に未来に繋ぐ生き方をしていくこと。


民主主義の社会において、社会に存在するシステムならば、受け身ではなく当事者として考えていくことでより良いものへ変えていけるものです。



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